eスポーツの歴史はいつから始まった?

eスポーツの歴史は1970年代の大学で開かれたゲーム大会から始まり、今では国体の文化プログラムやアジア大会の正式種目にまで広がった競技で、流れを知ると子どもや大人が習い事として学ぶ価値も見えてきます。
「eスポーツっていつからあるの?」「最近急に聞くようになったけれど、一時的なブームでは?」と感じている方も多いのではないでしょうか。実はeスポーツには50年以上の積み重ねがあり、少しずつ「遊び」から「競技」へと形を変えてきました。言葉の意味や基本的な特徴についてはeスポーツとは?意味・歴史からスクールで学べることまでで解説しているので、この記事では時代ごとの流れを年表形式で詳しく振り返ります。
ざっくり年表|eスポーツの主な出来事
- 1972年:アメリカの大学で、コンピューターゲームの対戦大会が開かれる
- 1980年:アメリカで大規模なアーケードゲーム大会が開催され、1万人規模が参加
- 1990年代:インターネット対戦が普及。日本ではゲームセンターの格闘ゲーム文化が盛り上がる
- 2000年前後:韓国でプロリーグやゲーム専門放送が整い、競技としての土台ができる
- 2010年代:動画配信の普及と高額賞金の大会で、世界的な人気に
- 2018年:日本eスポーツ連合(JeSU)が発足。「eスポーツ」が流行語大賞のトップテン入り
- 2019年:茨城国体の文化プログラムとして、都道府県対抗のeスポーツ大会が開催
- 2023年:杭州アジア大会でeスポーツが正式なメダル種目に
1970〜80年代|「ゲーム大会」の誕生
記録に残る最初期の大会としてよく挙げられるのが、1972年にアメリカの大学で行われた宇宙船の対戦ゲームの大会です。当時はまだ家庭用ゲーム機も普及しておらず、研究用のコンピューターで遊ぶごく一部の学生のための催しでした。1980年になると、アーケードゲームの人気作を使った全米規模の大会が開かれ、1万人規模の参加者を集めます。「誰が一番うまいかを競う」という、今のeスポーツにつながる考え方がこの頃に生まれました。
1990年代|インターネットと対戦文化の広がり
1990年代に入ると、パソコンとインターネットの普及によって、離れた場所にいる相手ともオンラインで対戦できるようになります。海外では仲間同士でパソコンを持ち寄る対戦会が盛んになり、大会の規模も徐々に大きくなりました。日本では、ゲームセンターで見知らぬ相手と腕を競う格闘ゲームの文化が大きく花開きます。のちに世界で活躍する日本人プレイヤーの多くが、この時代の対戦文化から育っていきました。
2000年代|韓国から世界へ、プロ化の始まり
競技としての形が大きく整ったのは2000年前後の韓国です。インターネットカフェの広がりとともに対戦型の戦略ゲームが爆発的に流行し、プロリーグやゲーム専門のテレビ放送、選手を支える協会が次々に誕生しました。プロ選手がチームに所属し、給料を得ながら練習に打ち込むという、現在のプロeスポーツの原型はこの頃に作られています。世界各地でも国際大会が開かれるようになり、eスポーツという言葉が広く使われ始めました。
2010年代|配信と高額賞金で一気に拡大
2010年代は、動画配信サービスの普及によって「見るeスポーツ」が定着した時代です。自宅にいながら世界大会を観戦できるようになり、ファンの数が急増しました。2019年にはフォートナイトの世界大会が開かれ、賞金総額3,000万ドル(当時のレートで30億円超)という規模が大きな話題に。10代の選手が高額賞金を手にしたニュースは、日本でも「ゲームが競技になる時代」を強く印象づけました。
日本のeスポーツの歩み|2018年が「元年」と呼ばれる理由
日本では、2018年に複数の団体が統合して日本eスポーツ連合(JeSU)が発足し、プロライセンス制度などの環境整備が進みました。同じ年には「eスポーツ」が新語・流行語大賞のトップテンに選ばれ、一般にも一気に知られるようになったことから、2018年は「eスポーツ元年」とも呼ばれます。翌2019年には、茨城国体の文化プログラムとして都道府県対抗のeスポーツ大会が開かれ、「国体でいつからeスポーツが行われているの?」という疑問の答えもここにあります。現在では高校の部活動や専門学校のコースとして取り入れる動きも広がっています。
国際大会・スポーツ界での位置づけ
アジア大会では、2018年のジャカルタ大会で公開競技として実施されたのち、2023年の杭州大会で正式なメダル種目となりました。国際オリンピック委員会もeスポーツの大会構想を打ち出すなど、既存のスポーツ界からも「競技」として認められつつあります。50年前の大学の小さな大会から、国を代表して戦う舞台へ。eスポーツは一時的なブームではなく、着実に積み重なってきた文化だといえます。
歴史を知ると見えてくる「学ぶ価値」
競技としての歴史が長くなるほど、上達のための考え方や練習方法も体系化されてきました。トッププレイヤーが当たり前に実践している基礎は、独学ではなかなか気づけないものです。だからこそ、今はスポーツや音楽と同じように「コーチから学ぶ」という選択肢が自然なものになっています。ソウルアロー eスポーツスクールでは、APEXやVALORANT、フォートナイトなどの人気タイトルを、講師とのマンツーマンのオンラインレッスンで学べます。全国のコーチから自分に合う一人を選べるので、子どもの習い事としても、大人の趣味や競技志向のステップアップとしても始めやすい環境です。どんな雰囲気か知りたい方は、まず無料体験レッスンで実際の指導を体験してみてください。
まとめ|長い歴史をもつ「競技」として始めてみよう
eスポーツは1970年代の大学の大会から始まり、1990年代の対戦文化、2000年代のプロ化、2010年代の配信ブームを経て、日本でも2018年を境に一気に広がりました。今では国体やアジア大会の舞台にもなる、れっきとした競技です。歴史の積み重ねがあるからこそ、正しい学び方で練習すれば着実に上達できます。興味を持った今が、eスポーツを始める良いタイミングです。
