VALORANTの初心者がつまずく原因は「腕前」より「クセ」にある

ゲーミングキーボードで操作する様子

VALORANTで撃ち合いに勝てない初心者の多くは、エイム力よりも無意識のクセで負けています。よくある6つのミスと直し方を知れば、同じ練習量でも勝てる場面がはっきり増えます。

「しっかり狙っているのに弾が当たらない」「気づいたら後ろから倒されている」「ランクがずっと同じところで止まっている」。VALORANTを始めたばかりの人から、こうした悩みをよく聞きます。

VALORANTは、ほかのFPSと比べて「止まって撃つ」「1本の命を大切にする」ことが強く求められるゲームです。ほかのゲームで身についた動きがそのまま負けにつながることも多く、原因に気づかないまま練習を続けてしまいがちです。ここでは、初心者がやりがちなミスを6つに分けて、具体的な直し方を紹介します。

ミス1:動きながら撃っている

VALORANTでは、歩いたり走ったりしながら撃つと弾が大きくばらけます。照準が敵の頭に重なっていても、移動中なら弾は当たりません。初心者が「当たっているはずなのに倒せない」と感じる一番の原因がこれです。

直し方:撃つ直前に移動キーを離して、体を止めてから撃つ習慣をつけます。左右に動いている時は、反対方向のキーを一瞬押すと素早く止まれます(ストッピングと呼ばれる技術です)。射撃場で「動く → 止まる → 撃つ」の順番をくり返し練習すると、体が自然に覚えていきます。

ミス2:照準を床や壁に向けたまま歩いている

移動中に照準が足元を向いていると、敵が出てきた瞬間に大きく照準を動かす必要があり、その分だけ撃つのが遅れます。

直し方:常に「敵の頭が出てきそうな高さ」と「敵が出てきそうな角」に照準を置いて歩きます。これを意識するだけで、照準をほとんど動かさずに撃てる場面が増えます。エイムの安定については「VALORANTで撃ち合いに勝てない人へ|ポジショニングとピークの基本」でも詳しく解説しています。

ミス3:遠い距離で撃ち続けてしまう

ライフルを連射し続けると、反動で弾がどんどん上や左右にずれていきます。近い距離ならまだ当たりますが、遠い距離で撃ちっぱなしにすると、ほとんどの弾が外れてしまいます。

直し方:距離が遠いほど、撃つ弾数を減らします。遠い距離は1〜2発ずつ区切って撃つ、中距離は数発ずつ撃って止める、近距離だけ連射する、というように距離で撃ち方を変えるのが基本です。

ミス4:お金の使い方を考えずに買い物している

VALORANTはラウンドごとにお金(クレジット)を使って武器やアビリティを買います。毎ラウンド手持ちのお金で買える物を全部買ってしまうと、次のラウンドで強い武器が買えなくなり、チーム全体が不利になります。

直し方:負けたラウンドの次は、味方と合わせて「今回は節約して、次のラウンドでしっかり買う」という判断を覚えましょう。チームで買う・節約するタイミングをそろえるだけで、勝てるラウンドが増えます。

ミス5:アビリティを使わずに撃ち合いだけで勝とうとする

VALORANTはエージェントごとのアビリティを使って有利な状況を作るゲームです。スモークで視界をさえぎる、フラッシュで敵の目をくらませる、偵察で敵の位置を知るなど、アビリティを使わずに正面から撃ち合うと、どうしても不利になります。

直し方:まずは自分の使うエージェントを1〜2体にしぼり、「このアビリティはどこで使うと強いか」を1マップずつ覚えていきます。あれこれ使うエージェントを変えるより、少数を深く使い込む方が上達は早くなります。

ミス6:同じ場所から何度も顔を出す・味方と離れて動く

一度撃ち合った場所からもう一度同じように顔を出すと、敵は待ち構えているので負けやすくなります。また、味方と離れて一人で動くと、倒されても情報が伝わらず、数の差がそのまま負けにつながります。

直し方:一度撃ち合ったら場所や角度を変える、味方と近い位置で動いてカバーし合う、の2つを意識します。ミニマップを数秒に一度見て、味方の位置と敵を見つけた場所を確認する習慣もつけましょう。足音で敵の位置をつかみたい人は「VALORANTの音設定のおすすめ」も参考にしてください。

自分のミスは自分では気づきにくい

ここで紹介したミスは、どれも「知っている」だけでは直りません。試合中は目の前の敵に集中しているため、自分が動きながら撃っていることや、照準の高さがずれていることに気づけないからです。

上達を早めるには、自分の試合を見直して「どの場面でどのミスをしたか」を確認するのが効果的です。ただ、一人で見直しても、何が悪かったのかを判断するのは初心者には難しいものです。経験のあるコーチと一緒に試合を見直せば、自分のクセをその場で指摘してもらえ、直す順番もはっきりします。ソウルアロー eスポーツスクールでは、VALORANTのマンツーマンレッスンをオンラインで受けられ、まずは無料体験レッスンで今の動きを見てもらうこともできます。

初心者でもコーチングを受けて大丈夫か不安な方は「eスポーツのコーチングは初心者でも受けられる?」もあわせてご覧ください。

まとめ

VALORANTの初心者がやりがちなミスは、次の6つです。

  • 動きながら撃っている → 止まってから撃つ
  • 照準を床や壁に向けて歩いている → 頭の高さ・角に照準を置く
  • 遠い距離で連射し続ける → 距離に合わせて弾数を減らす
  • お金の使い方を考えない → 味方と買う・節約するタイミングをそろえる
  • アビリティを使わない → 使うエージェントをしぼって使い方を覚える
  • 同じ場所から何度も顔を出す・味方と離れる → 角度を変え、味方と近くで動く

一度にすべてを直そうとせず、1試合ごとに1つのテーマを決めて意識するのがおすすめです。小さなクセを1つずつ直していけば、撃ち合いの勝率もランクも着実に上がっていきます。

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